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2011/05/05

バッハ無伴奏全曲コンサート

ゴールデンウィーク、今年は音楽漬けの日々を過ごしました。

佐藤泉のバロックヴァイオリンによるバッハの無伴奏ヴァイオリン・チェロ作品全曲演奏会」という7日間連続の演奏会シリーズです。
本当は7日間連続で全て聴きたかったのですが、何せ演奏会を知ったのが2日目である4/30の夕方で、急遽チケットを予約して行ける日は全て通いました。

聴いたのは、3、5、7日目の3日間。本当にとびとびです。

実家に帰るついでに、程度の気持ちで聴きに行ったのですが、聴いてびっくり玉手箱、故郷にこんなすごい人がいるとは全く知りませんでした。楽器を弾く人、特にまじめに音楽を考えようという人にとっては他の何にもかえがたい内容で、私にとっては十分すぎるくらいの音楽の「レッスン」となりました。

楽曲の構成や構造はもとより、12曲セットとしての無伴奏作品集全体のキリスト教観に基づく解釈のレクチャー付き。無伴奏チェロ作品も含めて全てヴァイオリンで演奏するというアイデアも、バッハ自身が全て自分で演奏した可能性を追求する上でとても自然に感じました。考えてみると、チェロ組曲第1番のプレリュードからして、hrizonal(水平に構える:ヴァイオリン・ヴィオラのように)スタイルで演奏された方が運弓的にも合理的なのは明白です。目の前で実際に演奏されると、これをvertical(垂直に構える:チェロ・コントラバス・ヴィオールのように)スタイルで演奏するのは、やはり不自然といわざるを得ないです。こういった箇所がいくつもあって、自分が弾くときにはどうするべきであるのか、宿題をたくさん出された気がします。

これをきっかけに、約15年間自分の中で封印してきたバッハの無伴奏組曲に再び取り組んでみたいという気持ちが起こってきました。分数チェロもあることだし、それを使って無伴奏ソナタとパルティータにも取り組んでみたいです。
音楽に対して少し前向きになったかも。
佐藤泉さん、本当にありがとうございます。

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