関西弦楽器制作者協会第三回展示会@中之島公会堂その1
関西弦楽器制作者協会第三回展示会に行ってきました。
行ったのは、5月21日(土)の午後。ちょうどミニコンサートがない時間帯です。
チェロ:最近は横幅の広いモンタニァーナモデルが流行っているのか、ストラディバリウスのモデルに匹敵するくらいの本数が並んでいました。
その中でも異彩だったのが、永石勇人さんの作品。アマティに似た撫で肩のラインで、とてもバランスのとれた形です。結局試奏したのはそのチェロのみですが、出てくる音が柔らかく、しかも音離れがよくてびっくりしました。新作によくある「硬さ」を少しも感じませんでした。音を出していて楽しく感じる楽器です。
年々出品作品が増えるのは見ていて楽しいですが、次回はもう少し広い会場で催していただけるともう少しゆったりできると思います。せめて、ミニコンサートで展示物を動かさなくてもよいくらいの余裕が欲しいです。
今回の展示会はもう一つお楽しみがあったのですが、そのことはまた別記事で。
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コメント
永石です。
試奏していただきありがとうございました。
気持ちよく弾いて頂けたなら嬉しい限りです。
今回の展示会もいろいろとplayerの方から教わることが多く、私自身勉強になりました。
重ね重ねおれい申し上げます。
来年の展示会以外でもお会いできたら嬉しいですね!
投稿: hajato | 2011/05/29 21:34
家主です。
永石さま。展示会では、遠慮なく弾かせていただきありがとうございます。
あれだけの楽器が並ぶ機会はあまりないのですが、混雑していたので普段弾けそうにないモデルだけにしました。昨年のVioloncello da spallaも今年のViola d'amoreに続いて、今後も意欲的な作品を期待しています。
投稿: よしけん | 2011/05/31 09:44